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日記:パーキンソン病の症例について

2016.02.22 更新

日記:北辰会関東支部2月定例会に行ってきました

☆パーキンソン病の症状に、はりきゅうは非常に有効です。

症状にお悩みの患者さまは、ぜひ一度、ご来院ください☆

 

2月21日(日)は、北辰会関東支部2月定例会に参加してきました。

午前中は体表観察の総復習でした。

さとうは若干、腰に違和感があったのでモデルになったのですが、

先生方に見てもらって、痛みがよくなりました。

多少の痛みなら、鍼をささないで身体を診てもらうだけで良くなってしまいます☆

ありがとうございます。

 

午後は、パーキンソン病の症例検討会でした。

パーキンソン病は患者さんの数も多く、

ドーパミンの数値の低下が見られないものの、

パーキンソン病と同じ症状を起こしている

いわゆる「パーキンソン症候群」の患者さんも含めると、

非常に多くの患者さんがこの病気に悩まれていると思います。

 

中医学では、何らかの事情で、

極限まで身体の緊張が高まってしまった病気と考えます。

今回の症例では、その事情を食生活とストレスと考えて

治療を行っていました。

しかしそのストレスや食生活のエネルギー量が多すぎて症状が出ているのか、

はたまたその暴発したエネルギーが患者さんの体力を消耗させて

症状が出ているのかがはっきりしない、ということが問題になりました。

(中医学でいう、実証か虚証かということがポイントでした。)

治療効果自体は出ているし、患者さんの調子もよくなっているのですが、

そこをはっきりさせて原因を把握して治療をしないと、

何かあったときに対応できないよ、という結論でした。

うーん、厳しい。

 

この症例検討会というのは、他の先生がどういう考え方でどういう治療をしているのか

ということが臨床を通して分かりますし、

それに対して、自分だったらどう考えてどう治療するのかということを考えさせられるので、

毎回非常に勉強になります。

 

明日からの治療に、生かしていきたいです。

                        まんまーる鍼灸院

 

 

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