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【不妊の知識③】高プロラクチン血症、黄体機能不全、多嚢胞性卵巣など様々な症状

2017.08.03 更新

 

今回で三回目の「不妊の知識」です。

前回「高温期が上がらない原因」として上げた高プロラクチン血症と、黄体機能不全についてお話します。また多嚢胞性卵巣についてもお話しします。

不妊で悩まれているかたの中には、この三つの症状を抱えているかたが非常に多いです。

あくまで一般的に言われていることをお話しますので、確定的な診断については婦人科でご相談、検査を行ってください。

 

「プロラクチン」とは?

プロクチンは別名「ママホルモン」と言われています。母性本能に関与したり、乳汁の分泌する作用があるので、本来は出産後に多く分泌されるホルモンです。

このプロラクチンは子育てしているときに新たに妊娠しないように、排卵を抑制する作用があります。

生まれたばかりの子どもを育てることに全機能を集中させるためのホルモンで、それが「ママホルモン」と言われる所以です。

非常に重要なホルモンなのですが、これが原因で排卵しづらい、そして妊娠の準備をする黄体ホルモンが働きづらくなります。

出産していないのに、このプロラクチンが高い状態が「高プロラクチン血症」です。

 

「黄体機能不全」とは?

黄体ホルモンは排卵後に出るホルモンで、子宮内膜を厚くしたり、体温を上げたりなど、身体をいつ妊娠しても良いような状態にします。

しかし何らかの理由で、この黄体ホルモンの分泌のしかたが弱いと「黄体機能不全」の状態となります。

黄体ホルモンの働きを押さえてしまう「高プロラクチン血症」が原因である場合も多いです。

一般的には①高温期が9日以内 ②高温期が低温期よりも0.3度以上にならない。場合にこの症状を疑います。

 

「他嚢胞性卵巣」(PCOS)とは?

ホルモンが上手く出ない、もしくは男性ホルモンの量が多いなどが原因で、卵がうまく育たず、排卵がほとんど行われないため、卵巣の中に未熟な卵が詰まった状態です。

 

妊娠を阻害する原因は、様々です。

こういった原因の他にも卵管がつまっていたり、筋腫が卵の着床を阻害していたり、はっきりした原因がある場合もあるので、不妊治療を考える場合は一度、しっかり病院で検査をしていただいたほうがスムーズです。

不妊は目に見えるはっきりした原因がある場合も、原因が分からない場合もあります。

原因が分かってすぐに解決できるケースもあれば、体質の問題なので時間がかかる場合もあります。

「一般的にはこう」と考えるよりも、そのかたの身体、ご夫婦の状態にあった方法を見つけ、目的にあったことを行うことがとても大切になります。

                         まんまーる鍼灸院

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