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コラム:転んだときは・・・。

2014.12.15 更新

転んだときは・・・。

 こんにちは、さとうです。

 突然ですが、昨日、自転車に乗ろうとして転びました・・・。

 降りようとしていたときだったので、左膝を打っただけなのですが、恥ずかしかったです。(泣)

 患者さまにも、「自転車で転んだの」と言う方がけっこういらっしゃいます。

 そのときは、痛みは余り無くても、後から腫れたり、意外ですが次の日に打った場所ではない別の場所が痛くなったります。

 さとうは左膝を打ったのですが、自分で色々と診てみたら、左の足首の動きが固くなっていて動かすと痛みが出ました。

 急に関節が痛くなったのとか、動かなくなったとかという症状の中には、実はその前に他の場所を痛めているということが往々にしてあります。体はその場所だけで動いているわけではないので、他の場所の不調が他の関節の動きをおかしくしていることが多いのです。

 なので、関節や筋肉の痛みを訴えて来院する方には、必ず

「その場所に痛みが出る前に、どこか他の場所が痛んだり、不調があったりはしませんでしたか?」

と聞きます。

 意外かもしれませんが、これが関節同士だけではなく、内蔵を始めとする体内の不調も外側の関節・筋肉の不調に影響したりもします。

 さとうの場合でいえば

「歩くと左足首が重いし、ひねると痛みが出る」

という症状が、実は昨日、自転車で転んで左膝をうったことが直接の原因なわけです。

 それを知らずに、足首だけを一生懸命見ていても、なかなか治らないし、下手をすればずっと動かす痛いまま、ということもありうるわけです。

 なので、その痛みが出るまでに何をしたのか、何があったのかを聞く問診はとても重要。

 患者さまも日々忙しいので、ピンポイントで聞かなければ、なかなか自分のことでも思い出してもらえません。

 それをいかにうまく聞いて思い出してもらえるかが、治療家の腕の見せどころのひとつです。

 怪我をしたときは、そのときはそんなに痛くなくても油断せずに、必ずご相談に来てくださいね。

 鍼灸を受けると、怪我の治りも早くなります。

 

 

 

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