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コラム:冷えの種類と不妊(解決編)

2015.01.17 更新

冷えは、どのように解決したらいいか。

 今回は、前回のコラムに書いた「冷え」にどのように対処すれば良いかを書きます。

 

 こんにちは、さとうです。

 前回のコラムでは、冷えには種類があると書きました。今回は、若い世代の女性に比較的多い「気滞」タイプの冷えを、どのように解消すればよいかについて書きます。

 東洋医学で言う「気滞」という状態は、読んで字の如く、体内の栄養や熱(=気)が滞って流れていない状態です。西洋医学では、熱や栄養は血液が運んでくれるので、「血行が悪い」状態です。体は栄養を十分持っている、でも、それが必要な場所に運ばれていない、これが「気滞」と呼ばれる状態です。

 「気滞」が起こる条件は様々ですが、多いのが「ストレス」です。ストレスを受けると体は緊張します。血管や筋肉がギュッとしまるので、血液が流れにくくなります。特に心臓から遠い足や指先は、血液が行き渡らなくなり、冷えが起こります。

 対処方法としては、一つ目は足首をよく温めてください。足首には腰周りや下腹部のツボが集中しているので、ここを温めてあげると腰から下の血行が非常によくなります。特に不妊の方は、足首に子宮の動きを活発にするツボがあるので、よく温めてください。

 二つ目は体をリラックスさせることです。何か自分のお気に入りのリラックス方法がある方は、それをやる時間を十分にとるようにしてください。もし何もなければ、ウォーキングがおすすめです。

 リラックスすることが目的なので、早く歩く必要はまったくありません。むしろ、ゆっくりと歩いて風景や季節を楽しんでください。運動のためにも、一日三十分くらい歩いていただくと、体質が変わります。

 当院は、最寄りのせんげん台駅から十二分ほどですが、電車で来ていただいた場合、丁度往復で三十分くらいの運動になります。できればエスカレーターを使わず、駅の階段を上り下りしてください。

 駅からの道のりは交通量も多くないので歩きやすいです。

 春は、千間堀沿いの桜が満開になります☆

 ぜひ、風景を楽しみながらご来院ください。 

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