2015.01.22 更新
コラム:運動について
患者さんから、運動についてよく聞かれます。
運動はしたほうがいい、それは分かっているけれど、どんな運動をすればいいのか分からない、時間がなかなかとれない、そもそも好きじゃないので、始めるのが億劫、今回はそんな方のためのコラムです。
こんにちは、さとうです。
運動はしたほうがいい、日々の運動は、体を良い方向に向かわせるはず、それは分かっているのにできない。
分かっていても、なかなか日々の生活に組み込めないものですよね。
運動をする上で、大事なことは「続けること」です。続けられないものは、どんなに劇的な効果が謳われているものでも無意味ですし、逆に「えー、そんな簡単なことでいいの?」ということでも、ずっと続けられるのであれば、確実に効果が出ます。少なくとも半年は絶対に続けられるものを、始めてください。
さとうも面倒臭がりなので、続けられない気持ちは分かります。
そんなわたしが「これなら続けられる」と思ったのは、「生活の中で、せざるえないこと」の負荷を大きくすること方法です。
例えばフルタイムで働いている女性は、通勤するときにエスカレーター、エレベーターを一切使わず階段を使うようにする、などです。
おうちにいる奥さん、お母さんならば、車を使っていたところを徒歩か自転車にするなどです。
女性は、仕事も家事をしている人が多いので、新しい何かを生活の中に組み込むのは大変です。それよりも、「今やっていること」をほんの少し負荷を加えてやってみる、手間をかけて体を動かしたほうが長続きします。
もし、何か新しいことを始めてみたい場合は、「誰かと始める」ことをおすすめします。一人だとすぐに気持ちが挫けてしまうことも、誰かと一緒だと意外に楽しめたりします。
「運動しなきゃ」と意気込んでいる人に話を聞くと、走ったり腹筋したりしなきゃいけないと考えている人がけっこう多いです。
まずは、続けられることからほんの短い時間でいいので、やってみてください☆
それで、十分運動になっていますよ。