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日記:北辰会関東支部・2月勉強会に行ってきました。

2015.02.23 更新

日記:北辰会関東支部・2月勉強会に行ってきました。

 鍼灸学術団体北辰会関東支部の2月勉強会が昨日行われ、御茶ノ水女子大学まで行ってきました。

 こんにちは、さとうです。

 昨日、二月二十二日は北辰会関東支部の勉強会があったため参加してきました。

 午前・午後前半は、北辰会本部の先生が末期の肝臓癌の方を最期まで診た症例の解説でした。

 この人は良くなるのか良くならないのかという判断を、西洋医学では予後の診断といいます。治らない場合は、「予後不良」となります。

 東洋医学では、これを「順逆」といいます。治る場合は「順症」、治らない場合は「逆症」と言います。

 例え逆症であっても、亡くなる前に痛みがなくなったり、意識がなかったのが、家族の方と意志の疎通ができるようになったりすることができるので、ご本人や御家族の方が希望された場合は、最善の治療を行うことが大切であると痛感しました。

 難病の患者さまが診て欲しいと言われた場合、術者に非常な信頼を寄せてくださっているのだと思います。

 そんな風に患者さまに信頼され、その信頼に応えられる治療家を常に目指したいと改めて思いました。

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