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コラム:逆子の原因

2017.07.12 更新

コラム:逆子の原因。

 

 逆子は、赤ちゃんにとってお腹の中の居心地が悪いと起こります。

 居心地がいいお腹にするには、どうすればいいのかをお話します。

 こんにちは、さとうです。

 今日は逆子についてです。

 

 東洋医学では逆子の原因は大きくわけて三つあります。

①ママの血や熱が、頭など上半身に集中している。

②余計な水分や排泄物が赤ちゃんの動きを邪魔している。

③ママの体力が落ちてしまっているため、下腹部の支えが弱い。

 

 ①は東洋医学で「気逆」と呼ばれる状態です。

 本来は全身を巡っていなければいけない、栄養分や血液が肩から上にだけ集中してしまっている状態です。体に熱を運ぶ血液が上半身にだけ集中しているので、下半身は冷えてしまっています。赤ちゃんは温かい熱を求めて、上へ上へ行こうとしている状態です。

 ②は東洋医学で「水滞」と呼ばれる状態です。

 水分に限らずお腹の中に余計なものが溜まっており、それが赤ちゃんの自由な動きを邪魔しています。余計なものは体の下のほうに溜まりやすいため、赤ちゃんは空いている上の方でじっとしている状態です。

 ③は東洋医学で「気虚」と呼ばれる状態です。

 本来は赤ちゃんを守る揺りかごである子宮が、ママの体力が落ちているために弱くなっています。赤ちゃんは下に落ちないように、上部にしがみついてる状態です。

 

 ☆三つの原因とも共通しているのは、下半身の血行を良くしなければならないということです☆

 血液は栄養分や熱を体の各所に運んでくれる、トラックのような存在です。

 血液が下に行かなければ、熱も栄養も足先まで行き渡りません。

 

 下半身に血液を行き渡らせるには、

 足首から下をよく温める。

 足湯をする。

 足の指、ふくらはぎのストレッチをする。

 ゆっくりと散歩をする。

 が有効です。

 また、足の小指の爪の角に「至陰」というツボがあります。

 ここにお灸することが、逆子には非常に効果があります。

 下腹部の力を強くして、下半身を温めるツボです。

 

 東洋医学ではママの体質を改善することによって、逆子を治します。

 妊娠中にママの体質を良くしておくと、出産も楽ですし、産後も元気でいられます。

 出産が無事に済むことで一息つけますが、体力を使うのは、子育てが本番です。

 元気な赤ちゃんを産んで、出産後、ママも元気に楽しく子育てをするために、

 まんまーる鍼灸院のマタニティ鍼灸をぜひ受けに来てください☆

                                         

 

 

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