2017.07.10 更新
コラム:関節リウマチ(自己免疫疾患について。)
リウマチは、自己免疫疾患のひとつです。
本来は、体に侵入する悪い菌を退治する免疫システムが
誤作動を起こして自分自身を攻撃している状態です。
何故誤作動を起こしているのかは、人によって理由が様々です。
まんまーる鍼灸院では、その人それぞれの原因をつきとめ、
免疫のシステムが正常に働くよう、体を整えていきます。
自己免疫疾患は、西洋医学では免疫や炎症を抑える作用のあるステロイドが
治療に使われることが多いです。
ステロイドはステロイドホルモン(脂溶性ホルモンのこと。
水溶性ホルモンをペプチドホルモンといいます。)の略称です。
ステロイドホルモンには副腎皮質ホルモン、性腺ホルモンなどがありますが、
治療薬としてのステロイドは副腎皮質ホルモンをさします。
副腎皮質ホルモンは、免疫や炎症を抑える働きがあります。
ホルモンは体内に量が多いと、
脳にある視床下部という司令塔が「もう出さなくていいよ」という信号を体に出します。
そうするとホルモンを分泌する副腎が「働かなくてもいいのか」と、ホルモンを出さなくなります。
人間と一緒ですね(笑)
その結果、ステロイドに長期にわたり頼ると、ホルモンが出にくい体になってしまいます。
アトピーで、ステロイドをやめたら前以上に皮膚に炎症が出た、
という現象が起こるのはこのためです。
もちろん、症状が強いときには薬を使うことは非常に大切なことです。
☆ただ長い目で体を良くするということを考えたときには、
免疫のシステムがうまくいかない原因そのものをつきとめ、治していかなければなりません☆
長いあいだ、自己免疫疾患(膠原病)の症状に悩んでいる方は、
ぜひ一度、当院にご相談にきてください。
まんまーる鍼灸院