「この天気だと調子が悪くなる。気象病をどうにかしたい」そんなかたへ【鍼灸と気象病】

カテゴリー: 首肩・腰・膝など関節 胃腸など内臓の不調 心や神経性の不調

投稿日:2025年9月26日

 最近、気候の変動が激しく、今年も9月も下旬なのに暑い日が続いていますね。

 東洋医学の根底には、「人は自然の中で生き、環境の変化の影響を受けるもの」という考えがあります。

 普段は何ともなくとも、気候が変化すると様々な症状が出てくる。

 今回は、そんな「気象病」についてのお話です。

 当院にも「気圧の変化によって頭痛やめまいが出る」「雨の日は体が重く、何となく調子が悪い」「暑い日になるとのぼせやすい」「雨が降る前に関節が痛む」という患者さまがたくさんいらっしゃいます。

 東洋医学では、人間の体も自然と同じ仕組みで変化が起こっていると考えます。

 例えば、普段から体の中に熱は上へ上へと昇るため、普段から体に熱がこもっている人はのぼせやすいです。また熱が強くなると風が起こるため、体の一番上部の頭に熱が起こると暴風が起こり頭がくらくらします。これがめまいです。

 水分代謝が悪く、むくみやすい、お通じが柔らかくなりやすい、そんな体質の人は湿気が多い梅雨の時期になるとさらに体の内部の湿気が多くなり、体調を崩しやすくなります。

 忙しかったり月経前の高温期は、体の内部に生気が充満し、渋滞を起こしている状態です。その時に低気圧が近づくと、体の内部の生気が低いほうに流れ込もうとさらに膨れあがり、頭痛や肩こりの悪化、関節の痛みなど様々な不調を引き起こします。

 東洋医学では「気象病」は、そのかたの生まれもった体質+これまでの環境によって作られた体質に、さらに特定の環境が加わったために起こると考えています。

 なぜ、その症状が季節や天候の変化によってそのかたに起こるのか。

 

 当院ではその原因と症状に至るまでの道筋を明らかにして、鍼灸を行い、どんな季節、どんな気候でも元気に過ごせるような状態を目指します。

 

「この季節、この天候、この状況だといつも体調が悪くなる。そのたびにしたいことやしなければならないことが出来ない。そんな状態をどうにかしたい」 

 長年、そういった悩みを持たれてきたかたは、ぜひ一度、まんまーる鍼灸院にご相談にきてみてください。

 

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