妊娠しやすい身体を作ろう☆妊活のために、家でできること
妊活コラムINDEX
- 基礎体温についての基本知識
- 基礎体温のトラブルと原因について
- 高プロラクチン血症、黄体機能不全、多嚢胞性卵巣など様々な症状
- 「タイプ別」東洋医学による不妊治療は、どんなことをするの?
- 妊娠しやすい身体を作ろう☆妊活のために、家でできること
- 男性不妊について
- 体外受精、移植のタイミング
家でできる妊活
不妊は大きな原因やはっきりとした原因がなく、患者さまの体質に影響を受ける部分が大きいです。体質は、日々の生活の積み重ねでできているものです。
逆に言えば、妊娠しやすい身体も日々の生活の積み重ねで作ることができます。
①暑くても足首は冷やさない
東洋医学では、足首は子宮周りにかかわる大事な場所です。
足首を冷やすということは、子宮を冷やすことです。とはいえ、夏の暑い日に厚手のレッグウォーマーを履く必要はありません。
夏用の通気性のいい綿のレッグウォーマーで冷房の風があたらないようにする、地面に滞留する冷たい空気から足首を守るだけで十分です。
②規則正しい生活を心がける
生理周期やホルモンバランスなどのリズムを整えるには、まずはリズム正しい生活を送らなければなりません。その生活に合わせて、身体の内部もリズムが整ってきます。
寝る時間、起きる時間、食事の時間などを規則正しくするようにして見てください。
お仕事や家庭環境などで難しい場合は、以下のことのみを守ってみてください。
- 必ず12時前に寝る
- 睡眠時間は7時間は確保する
- 午後9時以降の食事は避ける
- 朝ごはんはしっかりとる
③日常生活の中で、プラス1運動を心がける
不妊に悩む患者さまは「運動は好きではない」もしくは「どうしても運動する時間がとれない」というかたが非常に多いです。
本来は「運動時間=妊娠しやすさ」につながるくらい、運動は大事なもの。
しかし、現代の女性は忙しいかたが多く「なかなかまとまった時間がとれない」のも事実だと思います。
そういったかたには、「プラス1運動」を進めています。
「プラス1運動」は、例えば駅でいつもエスカレーターのにのっているけれど、階段を使う、いつもは自動車で買い物に行っていたけれど、自転車もしくは歩きで行ってみるなどです。
日常生活の中で、少しだけ身体にかける負荷を増やす、これだけのことでも毎日続ければ身体は変化します。
運動する時間がないというかたは、ぜひ、日常生活に「プラス1運動」を取り入れてみてください。
少しだけ意識的に生活を変えるだけで、妊娠しやすい身体作りをすることができます。
ぜひ、日々の生活の中でお試しください。